手術をするとなると、一体どんな流れでおこなわれるのでしょうか

緊急手術 費用負担はどれくらいかかるのか?|もしも身内が急に倒れたら…

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まずは諸検査

手術となると、それに対しての不安は相当なもの。滅多にやることではないので、誰もが「どういう風にやるのだろう?」とか「費用はいくらぐらいかかるのだろう」なんて、わからない事ばかりに不安を覚えます。そうそうおこなうわけではない手術について、いざやるとなると疑問だらけですが、まずはその手順からみていってみましょう。

 

手術には、日時を決めておこなう定期手術と、突発的な発病からおこなわざるを得なくなる緊急手術とあります。どちらにしても、手術前や手術後にやることはそう変わりありません。ここでは、一般的な定期手術のやり方をご紹介します。緊急手術では、この基本的な流れのなかでケースバイケースで執り行われるものとなります。

 

まず、手術をするにあたっては病気の検査をおこないます。基本的な検査項目としては、血液一般検査や心電図検査、胸部エックス線検査、呼吸器検査があります。ただし、呼吸器検査は子どもにはおこないません。これらはスクリーニング検査と呼ばれており、この検査をおこなうことで、患者さんの体の状態がわかり、手術をする事で起こるかもしれない合併症などのリスクを予測することができるのです。

 

また、病気や怪我によって、それに関係した特殊な検査が追加されますが、病気の種類によって検査方法は変わっていきます。例えば心臓に関する病気であれば心電図や心臓エコー、CT検査は必須となります。胃や腸に関係する病気であれば胃カメラや大腸ファイバーの検査、脳に関する手術であれば血管造影検査骨を骨折するといったケガの場合はX線検査などがおこなわれるのです。


スクリーング検査とは?

どの病気にも共通した検査としておこなわれるスクリーニング検査。それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

@血液一般検査
この手術前におこなう血液検査の結果次第で、手術中につかう血液準備量が決定されます。それだけでなく、血液の中には貧血や出血の傾向や有無、肝臓や腎臓機能、血糖値、感染症の有無など…体の状態を知るさまざまな情報が入っていますので、手術には大切な情報元となります。また、血液ホルモンの数値をみることで甲状腺の病気や膵臓、脳の病気、糖尿病などの可能性についても知ることができます。

 

A心電図検査
心臓機能の状態を知るには最適な検査。この検査によって、日常生活では気がつかなかった心臓の病気が隠れていた事に気が付いたりもするのです。不整脈や無痛性の心筋梗塞の跡が見つかることもあるのですからあなどれません。ちなみに、この場合はさらに心臓エコー検査をして、心臓の収縮力や心臓内の血の流れなど…心臓機能をさらに調べて手術が可能かどうかみていきます。

 

B胸部エックス線検査
肺や気管支の状態をみるための検査。手術後の回復に大きく影響してくるので、肺気腫や気管支炎などの症状の有無などを調べます。また、予期しなかった肺ガンや移転、心臓の拡大などが見つかることもあります。

 

C呼吸器検査
肺活量や1回に吐ききる空気の量などを検査します。肺の手術には特に重要で、この検査からどれぐらいであれば肺を切除することができるかを計ります。もちろん、他の手術でも術後の肺炎の発症リスクや合併症、手術中や術後の痰の予測がたてられるものとなります。全身麻酔を使用する場合ではとても重要な検査となります。

 


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