手術後はどういったところに注意しておけばいいのでしょうか?

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同意書へのサイン

手術を受けるには、医師の説明だけでなく同意書にサインをしなければいけません。医療行為は病院と患者の契約の上に成り立っているので、手術を受ける場合には手術同意書といったものにサイン。それがあって初めておこなうことができるのです。

 

これは、どんな小さな手術でも用意されます。美容整形などでは同意書なしで手術をおこなう場合もあるようですが…本来ならそれはいけないこと。同意書無しの手術はありえないといってもいいでしょう。

 

この同意書にサインするのは、本人はもちろん配偶者や親、子どもなどです。つまり、血のつながった身内が基本。本人の同意だけでも手術はできるのですが、何かトラブルがあったときに家族から手術の必要性まで否定されるとややこしくなるので、一般的には家族の同意もとるものとなっています。ただし、内縁の妻や夫といったちょっと特殊な立場にある人では、いくら配偶者が「家族だ」といっても、サインを求める対象にはならない事も…。あくまでも法律上の身内に限定しているのです。

 

こうした、厳密とも言える同意書へのサインは、手術において医療過誤がおこなわれてしまった際に、損害賠償請求訴訟を避ける為のものでもあるからです。なので、法律上では内縁者がサインをする事は可能なのです。


術後の様子

いざ手術当日!医師や看護婦さんなどのスタッフを信頼し、リラックスした気持ちで臨むようにしましょう。その場にいる全員で、血圧を測定したり心電図や酸素を計るなどして細心の注意をもっておこないますのでいたずらに不安に思うことはないのです。部分麻酔などで意識がある手術の場合では、痛みや気持ち悪さを感じることがあれば遠慮なく伝えるようにします。

 

検査手術や日帰り手術などでは、手術後は一般病棟や回復室と呼ばれる部屋でしばらく休みます。吐き気や出血などの異変がないかどうか確認し、全身の状態に問題がなければ帰宅となります。逆に入院が必要となる手術の場合では、術後はICUや術後回復室で休みます。心電図、血圧計、血中酸素濃度などのモニターに状態が管理され、血液検査や点滴治療などを用いながら回復に向けて働きかけていきます。ICUに入る必要がない場合では、一般病棟にてモニター管理や各種検査がおこなわれるものとなります。

 

手術の結果は、執刀医から家族に伝えられます。その際、ほとんどが手術室近くにある専用の部屋でおこなわれ、状態に応じて患者さんへの面会が許可されます。ICU内での面会は時間も人数も厳しき制限されています。また、一般病棟に移ったとしても、他の入院患者さんやそのご家族、スタッフの邪魔にならないように気配りを忘れないようにします。大きな声や携帯電話での通話はマナー違反。器具やカートに触らないようにし、風邪などの体調不良の人、体が弱っているご高齢の家族、免疫が弱い赤ちゃんや子どもさんは、面会は控えるか短い時間に済ませるようにしましょう。

 

手術の一般的な流れについて紹介してきましたが、詳細は病院によって異なります。また、緊急入院ともなるとすべてがハイスピードでおこなわれます。場合によっては十分な検査ができないまま、手術室に入る事も…。同意書へのサインも緊急となるとその場で即刻書くこともあります。日頃から、体の健康状態に気を配るだけでなく、緊急事態について話し合っておくといいですね。


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手術前の準備
手術前には検査を受けたり担当医師による診察を受けるだけでなく、麻酔科医師の診察も受けなくてはいけません。 また、手術当日にいくつかの注意点があります。