手術をした後に入院する場合には、どれくらいの費用が必要となるのでしょうか?

緊急手術 費用負担はどれくらいかかるのか?|もしも身内が急に倒れたら…

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高額な入院費には高額療養費制度を活用

手術することは、体にとって大きな負担になります。ですから、疲れた身体を休めるためにも、入院してその経過をしっかりと確かめる必要が出てきます。その場合、もちろん入院費用がかかるわけですが、一体どれくらいの金額がかかるのでしょうか?

 

ある入院費用におけるアンケートでは、自己負担額は平均して22万円といった数字がでました。入院経験がある人のなかで高額療養費制度を利用した人、そして利用しなかった人の平均自己負担額です。そして、入院1日あたりの費用はどれくらいだったのかというと、平均21,000円入院日数は、平均して19日でした。

 

入院して医療費が高くなってしまった場合は、高額療養費制度を利用して、その負担額を少しでも軽減するようにします。高額療養費制度は、1ヶ月間にかかった医療費の自己負担額が高額になってしまった際に、いくらか払い戻される制度です。1ヶ月あたりの支払い上限金額が決められているので、それを超えた分だけが戻ってくるのです。通常、健康保険証を提出することで支払い金額が3割計算されます。高額療養費制度は、3割負担でも医療費が高額になってしまう事もあるので、1ヶ月間に決めた金額を超えたら、その分を返還するようにする…とした国の制度なのです。

 

ちなみに、この高額療養費制度は収入や年齢によって限度自己負担額が異なります。以前は3区分に分けられていたのですが、平成27年1月から5区分に細分化され、特に標準報酬が月額83万円以上の人は負担額も増大しています。また、差額ベッド代や食事代、保険外の負担分は対象外となることにも気をつけなくてはいけません。


高額療養費制度の申請手続き

高額療養費制度の申請手続きとしては、2通りあります。一つは支払った後に申請手続きをおこない、もう一つは支払う前に必要な手続きをおこなっておく方法です。事前に手続きをおこなう場合は、限度額適用認定証を利用するものとなります。どちらの方法をとっても、支払額は同じです。

 

○支払った後に申請手続き
いったん、病院の窓口で請求金額を支払い、後で高額療養費申請で払い戻しを受けます。高額療養費の支給を申請する際には、医療機関から受け取った領収書が必要となりますので、絶対に紛失しないように大事に保管しておきましょう。

 

○事前に手続き
事前に申請するには、限度額適用認定証を利用することとなります。限度額適用認定証は、自分が加入している保険者に申請することで交付され、窓口での支払いを自己負担限度額内で済ませることができるのです。いつどんな病気で倒れるかわからないので、心配な人は事前に申請しておくと安心です。

 

後から申請するか、先に申請しておくか…やり方は違えども、申請先と必要なものは一緒です。申請する窓口は保険者によって異なり、国民健康保険の場合は市区町村によって異なりますので、それぞれ確認して申請します。申請の際に必要となるものは、領収書・保険証・印鑑・振込口座がわかるもの…です。


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