入院しないでいい、日帰り手術とはどのようなものなのでしょうか?

緊急手術 費用負担はどれくらいかかるのか?|もしも身内が急に倒れたら…

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日帰り手術の条件

手術するとなると、術後は何日か入院する…といったイメージがあります。ですが、病状によっては術後に少し休み、それから帰宅できることもあるのです。欧米では「Day Surgery(デイサージェリー)」なんて呼ばれ方もしています。日帰り手術とは、「手術をする日に病院に入り、その日のうちに病院を出る」もしくは「手術をおこなってから24時間以内に病院をでる」の2通りの意味があります。

 

昔は、手術後は入院するのが当たり前だったのですが、最近では日帰り手術が普通のようになってきています。これは、手術や麻酔といった医療技術が格段に発達したから。また、時代の影響も色濃く受けているといえます。今の時代、いちいち入院してもいられないのです。もう別に寝ていなくても支障がないのであれば、家に帰り通常通りの生活をしたい…もしくはしなければならないといった現代人の生活環境によるものでもあるのです。

 

とはいえ、入院しないで退院するには、それなりの条件があります。まず、入院しない事でリスクとなるような合併症がないこと。糖尿病や不安定狭心症、気管支喘息、内分泌疾患、その他循環器や呼吸器疾患などがある人は、リスクが高いので日帰りでの退院はできません

 

また、年齢によるリスクも考慮されます。基本的に高齢者は入院が必要となります。高齢者における手術は若い人に比べてダメージも大きく、その回復も遅いです。術後に心筋梗塞や不整脈などが起こる可能性も高いので、そのまま帰宅することはできないのです。

 

そして、来院や帰宅時に付き添える成人した家族や友人がいることは絶対条件となります。術後は問題なくても、時間が過ぎた後に急変する可能性もあります。その時に誰かがそばにいないと、迅速な助けが求められません。

 

他にも、介護や介助がほとんどない、目安として1時間以内に通院できる距離に家がある…といった条件もあります。これらの条件をパスし担当医の許可もでたら、入院しないで帰宅することができるのです。


日帰り手術のメリット・デメリット

できれば入院しないで、術後はそのまま慣れ親しんだ自宅に帰るのが一番。でも、入院しないで日帰りがするにはそれなりの条件があります。また、日帰りに手術におけるメリットとデメリットもしっかりと把握しておかなくてはいけません。

 

日帰り手術におけるメリットとしては、まず入院という拘束時間がないので、比較的忙しい人でも手術を受けることができること。そして、入院費がかからないので、かかる医療費も軽減されます。手術と入院となると、どうしても入院費にお金がかかってしまいます。ですから、入院しないですむとなるとかなりの削減になるのです。

 

最近では日帰り手術が増えてきていることからも、医療保険でもそれに対応するものが増加してきています。ただ、逆に日帰り手術対応でない場合もありますので、しっかりと確認する必要があります。場合によっては短期入院したほうが入院保険と給付金を受け取ることができ、安く済んだ…なんて話もあるのです。

 

そしてデメリットですが、やはり体に負担がかかるということです。そもそも手術を受けること事態が肉体的にも精神的にも負担がかかっているのですから、やはりそのまま帰宅となると疲労がはんぱありません。また、術後に体調不良を起こしてしまったときに、迅速に診てもらうことができないのも不安が残るものとなります。


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